熱中症対策

◇稽古の用意

  • 水分を多めにご持参ください。冷えたスポーツドリンクが推奨されていますが、凍っていて飲めないことのないようご注意ください。緑茶など利尿促進効果のある飲み物はかえってリスクを高める場合がございます。また、発汗と同量の水分補給が必要とされています。
  • 保冷剤やクールタオルをご用意ください。稽古の合間にクールダウンの時間を設けます。
  • 稽古のある日は、起床から一日を通して、普段以上に多めの水分を採るようにしてください。
  • 稽古会場まで徒歩や自転車で来場する場合、その間も熱中症予防を心がけてください。できましたら高温の日は自動車での送迎をお願いします。
  • 寝不足は熱中症の大きな原因ですので、夜更かしをせず十分な睡眠を取るようにしてください。
  • 体調不良の場合は、迷わず稽古をお休みしてください。
  • 熱中症対策ではありませんが風邪などをひかぬように、稽古後は汗で濡れた柔道着のまま帰宅せず、着替えてから帰るようにしてください。

◇マスク着用について

現在マスク着用については政府の方針により“自己判断”となっております。
しかしながら、これから夏に向けてマスク着用のままですと、熱中症の危険が高まります。
指導者より、マスクを外すことは強要できませんので、各ご家庭でお子さまとお話合いいただきたくお願い申し上げます。
特に不織布マスクは汗で濡れるとより呼吸がしづらくなります。どうしてもマスクを着用したい場合は通気性の良い布製マスクなどをご検討ください。
なお、マスク着用の場合は、危険回避のため指導者の判断で別メニューとする場合がございますので、ご了承ください。

2023/6/5掲載
2023/8/22追記

熱中症対策による稽古中止の判断について

会場が牛久一中武道館の場合、以下の方針にて中止の判断を致します。
なお、運動公園武道館の場合は、冷房設備があるため以下に関わらず稽古を実施致します。

【牛久一中武道館の場合】
当日の最高気温が35度を超える場合は稽古を中止します。
②前日までに天気予報を元に判断、このHPの「会員の皆様へご連絡(会員連絡)」に掲載しますので各ご家庭で確認をお願います。
③月曜日に(水)(木)、木曜日に(土)(日)の判断し掲載する予定です。
※参考とする天気予報はtenki.jp。牛久市の「2週間天気」より対象時間帯の気温予報で判断致します。

2022/6/29
2023/6/24追記

熱中症予防運動指針について

熱中症の判断指標となる、暑さ指数(WBGT)は、気温・湿度・輻射熱(直射日光など)を総合的に評価するため、単純な「気温=WBGT」ではありませんが、一般的な気象条件のもとでの「WBGTと気温のおおよその対応表」は以下のようになります。
当協会としては便宜上、気温を基準に判断いたしますので、予めご了承ください。

気温(参考)暑さ指数(WBGT)熱中症予防運動指針補足
35℃以上31以上運動は原則中止特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合には中止すべき。
31℃以上35℃未満28以上
31未満
厳重警戒
(激しい運動は中止)
熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。
暑さに弱い人は運動を軽減または中止。
28℃以上31℃未満25以上
28未満
警戒
(積極的に休憩)
熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。
24℃以上28℃未満21以上
25未満
注意
(積極的に水分補給)
熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24℃未満21未満ほぼ安全
(適宜水分補給)
通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。
JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より抜粋

◇指導上の対応

柔道は激しい運動を伴うため、冬季であっても体温上昇による体調不良に留意していますが、特に夏季には以下の基準に基づき稽古指導を行います。

24℃未満24℃以上28℃未満28℃以上31℃未満31℃以上35℃未満35℃以上
・普段の稽古・普段の稽古内容
・休憩時の給水促進
・普段の稽古内容
・30分おきに休憩と給水
・軽度の稽古
・15分おきに休憩と給水
・稽古を中止

2025/7/2掲載